2012-01-01

Tumblrお試し中

現在 http://en45masao.tumblr.com/ にてTumblrを使っています。2011年はBloggerを使っていましたが、なんとなくブログ投稿に際して敷居が高く感じられて、更新頻度が落ちる一方でした。一方、Twitterだと気軽に書けるし継続できたので、ちょっとでも投稿のための心理的障壁が低そうなTumblrを試しています。継続できそうならTumblrに移行するつもりです。

2011-12-31

2011年を振り返って

資格試験

まあ散々といっていい結果に。

1月 英検準1級 (一次試験) 一次合格 (73点・合格点67点)
2月 英検準1級 (二次試験) 不合格A (19点・合格点22点)
6月 プロジェクトマネージャ試験 棄権 (-_-)
10月 ネットワークスペシャリスト試験 不合格 (午後Iで1点足りず(T_T))
12月 TOEIC IP 結果待ち

言い訳めいた感じになりますが、この年令になってくると、資格試験的なものに注力するという行為に熱意がわかない感じです。まあ、もともと資格それ自体に意味はないと思っていて、試験に合格するために(計画的に)勉強するということ自体にはそれなりに意義があるかも……と考えていますが、今年受けた試験は、どれもこれも事前にほとんど勉強していないという体たらく。

仕事

以前仕事で英語を使うようになって思ったことでも書きましたが、業務で英語を使うことが必須になりました。職場環境も大きく変わりましたし、初めての海外出張(ベトナム)にも行きました。ベトナム出張はなかなかエキサイティングな体験だったのですが、Twitterでいろいろ書いてしまったせいか、どうもブログに書く気が起きなくてそのままになっちゃっています。

開発

いくつかアプリやサービスを作りましたが、まともな完成度まで達したのはTwiKnow!くらいですかね。Androidアプリにしても、開発環境だけ整えたものの、結局何も作っていない……。

英語学習

年の始めにsmart.fm終了→新iKnow!という大きな動きがありましたが、今のところ引き続き新iKnow!での英語学習は継続できており、英語学習の面では大きな影響はありませんでした。ちなみに、今年一年の通算学習時間は255時間でした。

英語学習において、iKnow!だけしかやっていないのはどうなのか、他にも何かやるべきではないか、というのは2年くらい前から感じていることですが、毎年定期的に受けているTOEIC IPテストのスコアは有意に上昇し続けているので、まあ今のままでもいいか、と現状のままにしているという経緯がありました。

しかし、(今年のTOEIC IPの結果はまだ出ていないものの、)TOEICスコアがどうこうという話ではなく、職場で英語で苦しんでいる今、もっと実践的な英語運用能力を身につけないとダメだということを実感しています。なので来年は、とりわけ今苦しんでいる英会話と英文ライティングを何とかするためのトレーニングをやりたいと思っています。

英文ライティングといえば、今年はLang-8にも登録したのですが、結局ほとんど日記を書かないままに終わってしまいました。仕事で毎日英文メールを書くようになってからは、仕事であれだけ苦労しているのにプライベートでも英語で日記を書く気になれない感じです。

来年に向けて

仕事で英語が必要になったこともあり、今まで以上に英語学習に注力する方向でがんばろうと思います。

2011-10-08

weblio英単語帳のデータをCSV形式にして出力するブックマークレット

weblio英単語帳のデータをCSVデータにするブックマークレット

weblioという辞書サイトにて「weblio語彙力診断」というクイズ形式の実力診断テストがあり、時折やっています。また、このサイトには「英単語帳」というサービスがあり、前述のテストにて不正解だった単語をクリックひとつですべて登録することができます(要ユーザー登録)。

しかし、この語彙力診断テスト、正解するたびにどんどん難易度の高い単語が出てくるので、テストをするたびに常に不正解の単語がいくつか出てくることになり、その度に単語帳に登録していくと単語がたまる一方。むろん、不正解した単語をきっちり覚えこんで単語帳から削除すればいいのですが、英単語というのはそんなに簡単に覚えられるものではありません。できれば、この不正解単語リストを他の学習システムに持って行きたいところです。

しかし、このweblio英単語帳のサービス、新たな機能がどんどん追加されているのはいいのですが、単語帳データのエクスポート機能というのは今までサポートされていませんでした。で、先日「登録単語のエクスポート」という機能が追加されたので試してみたのですが、本当に「単語」だけが並んでいるリストで、ちょっと使い物になりません。

そういうわけで、画面に表示されている単語帳のデータをCSVデータにして、画面上部のテキストボックス内に表示するブックマークレットを作ってみました。表示されたCSVデータを全選択→コピーして、メモ帳などにペーストして、拡張子をcsvとしてセーブすれば、Excelなどのソフトで扱うことができます。

本当は、CSVデータを元にiKnow!のカスタムコースを作る仕組みを作りたいのですが、こちらはおいおい進めていきます。

余談

当初はPerlスクリプトにて、WWW::MechanizeとWeb::Scraperを使った形で実装していたのですが、Perlスクリプトという形態では使えるユーザーが限られてしまうのと、weblio英単語帳にアクセスするためには「ログイン」が必要なことを考えて、ブックマークレットという方式に移行しました。前者の問題は「PAR (Parl Archiving Toolkit)」とかを使えば何とかなりそうですが、後者の問題がちょっと面倒です。

技術的には、Mechanizeではログイン処理も普通にサポートしていますし、実際にweblio英単語帳にログインする処理も簡単に実装できたのですが、ログインにあたっては当然「パスワード入力」が必要で、そこがやっかい。得体のしれないPerlスクリプト(あるいはそれをコンパイルした実行ファイル)に、ユーザーIDとパスワードを入力したい人はいないよなー、ということで、ブックマークレットで逃げることにしました。

2011-09-18

仕事で英語を使うようになって思ったこと

7月頃から仕事の内容が変わり、業務において日常的に英語を使うようになりました。まあ、「英語漬け」などというにはほど遠い環境で、英語を使うとはいっても一日に英文メールを数通くらい出す程度で、あとは週一でのTV電話会議くらいです。それでも、コミュニケーションのツールとして英語を本格的に使うのは初めてで、色々と感じるところがありました。そろそろ今の業務も2ヶ月が過ぎて慣れてきた感があるので、当初感じたことを残しておこうかと思います。

道具としての英語の便利さ

まず思ったのが、「日本語が分からない人とでもコミュニケーションができるのは便利」ということです。今までコミュニケーションの道具として英語を使った経験がほとんどなかったので、「(日本語が分からない)海外の人とも英語で意思の疎通ができる」というのは新鮮でした。

また、これは英語と直接は関係しない話ですが、文章を書く際に「かな漢字変換」という操作がなくて済むというのは快適に感じました。いかに最近のかな漢字変換の精度が上がったとはいえ、誤変換がまったくない訳ではありませんし、そもそもそんな操作を必要としないというのには勝てません。綴りが正しいかどうか不安に思うときもありますが、メーラーにせよワープロソフトにせよ、たいていのソフトはスペルチェッカー機能があるので問題ありませんし。

道具として用をなさない

次に思ったのが、もうちょっと英語の能力を磨かないと道具として用をなさないということです。特に、TV電話会議にて痛感したのが「話す・聞く」スキルの低さ。こちらから言いたいことをうまく英語で言えない上、向こうが何を言っているのか分からないという状態。相手もネイティブスピーカーではなく、(我々同様)発音にかなり癖があるのは事実ですが、単語を一つ聞き逃しただけで、文全体の意味をつかめないようではいけません。結局「あとでメールで伝えてね」みたいなことを言ってしのぐケースが多発しています。

メールのやり取りなどの「読む・書く」という局面においても、やはり問題は多いのですが、こちらは時間というリソースと引き換えにすることでなんとかできるのが救い。とはいえ、一通のメールを書くのに何十分もかけていては仕事の効率が悪すぎるというものです。こちらも何とかしないとな……。

今まで、いかに「試験勉強」として英語学習をしていたかということを思い知らされました。TOEICのリスニングパートでは、言っていることをちゃんと理解していなくても正解を選ぶことはできますが、仕事の場で英語でコミュニケーションするにあたっては、それでは困ります。

今後の英語学習の方向性をどうするか?

どうするもなにも、「読む・書く・話す・聞く」の4技能すべてにおいて全然だめな状態であることが明白で、どこから手をつけたものかという感じです。今の業務を続けていれば自然に英語能力も上がっていく……のならいいのですが、現状、仕事における英語の使用頻度がそこまで高くないので、別途何らかの強化が必要です。どうしようかな……。今まで半ば惰性で続けてきた英語学習の方法を見直すべき時かもしれません。

2011-07-28

Google Chromeの音声入力機能を英語学習に応用できないか?

音声入力で遊ぶ

遅ればせながら、Google Chrome 11から音声入力機能が追加されていたことを知りました。バージョン番号を言われても、Chromeの場合はあまりバージョンを意識することはないかと思いますが、普通は自動アップデートされているため、ほとんどのChromeでサポートされているはずです。

使い方は簡単で、以下のように、従来のテキストボックス(input要素)に"x-webkit-speech"を追加するだけです(HTML5の本来の仕様では"speech"だけでいいみたいですが、現状のChromeでは"x-webkit-"のプレフィックスが必要みたいです)。また、lang属性で明確に言語を指定しておくと、認識精度が向上します。

English: <input type="text" lang="en" speech x-webkit-speech>
日本語: <input type="text" lang="ja" speech x-webkit-speech>

Google Chromeを使っていてマイクを持っている方は、以下のテキストボックスで実際に音声入力を試してみることができます。右端のマイクアイコンをクリックすると音声入力待ちの状態になりますので、マイクで何かしゃべってみてください。

English:

日本語:

英語学習への応用

こういう面白いものが簡単に使えるとなると、これを応用して英語学習に活用できないものかと考えてしまうわけです。ぱっと思いついたのは、いわゆる「瞬間英作文」のトレーニングを、マイク入力をからめてインタラクティブ性のあるアプリっぽく仕立てることで、退屈さを少しでも紛らわせることができないものかと考えました。具体的にはこんな感じです。「回答」の欄に音声で英文を入力すると、「正解」の欄に正しい英文が表示されるはずです。

問題:

回答:

正解:

しかしながら、実際にやってみると分かるかと思いますが、(少なくとも私の発音では)認識精度に難があり、機械的に正解かどうかを判断させるのはとても無理そうです。仮にアプリ仕立てにするとして、正解/不正解の判断は人間側にやらせるほうが無難そうです。

また、現状のChromeのつくりでは、音声入力を開始する際にはいちいちマイクアイコンをクリックする必要があり、トレーニングをテンポよく進めることができないのではないかという懸念もあります。このあたりは、一度プロトタイプを作ってみないことには判断できないかなあ……。

2011-07-24

TwitterでOAuthを使う際の不満点

iKnow!の学習結果をTwitterでツイートするTwiKnow!というサービスをテスト公開していますが、他人のTwitterタイムラインにツイートするにあたり、OAuthという技術を使っています(OAuthについて詳しくは説明しません)。

で、TwitterでOAuthを使う際に思ったのですが、出来ることが多すぎるのがちょっと嫌な感じです。以下はTwitterのアプリ認証の画面ですが、「次の動作が許可されます」とあるリスト内に「新しくフォローする」とか「プロフィールを更新する」とか、穏やかでない内容が並んでいます。Twiknow!は「ツイートする」の機能しか使わないんですけどね。なんだか痛くもない腹を探られる感じです。

TwitterのOAuth認証画面

見てのとおり、アプリ認証画面の右側には開発者によるアプリの説明文も表示されるので、ここに「このアプリではツイートすることしかしません」みたいなことを記載するという手もありますが、それはそれで筋が悪い感じがします。OAuthの認可において、ユーザーが信用していいのはあくまでTwitter側が出す説明文のみであるべきで、開発者側の出す説明文を信用して認証するような風潮が蔓延すると、裏でこっそりとプロフィール更新やら新規フォローなどをしでかすアプリを安易に認証してしまうことにつながりかねません。

この件についての正しい解決法は、Twitter側がOAuthで可能な操作を細分化して、アプリ側では必要最小限の権限だけを取得するようにする、ということになるのでしょうか。聞くところによると、以前のTwitter OAuthでは、単にツイートするだけのアプリでも、ダイレクトメッセージへのアクセスができてしまう権限までついていたようなので、今の状態でもある程度は改善していると言えるみたいですが……。

2011-06-29

iKnow!の学習結果をTwitterでツイートするサービス「TwiKnow!」テスト公開中

TwiKnow!

今月初めから開発を開始して、ようやっと仮公開にこぎつけました。smart.fm終了後、まだiKnow!で勉強をがんばっていて、なおかつTwitterを使っている方は、ぜひ使ってみてくださいね。ただし、まだテスト中で、動作テストもあまりできていないので、まずいことが起こる可能性もあります。その点はご了承ください。

Twitter上でお知らせしたところ、すでに十数人くらいの方に使っていただいているようです。このサービスは、(下の「開発理由」にあるとおり、)ユーザーが多くなればなるほど効果が出てくるものなので、どんどん広まって使ってもらえればいいなと思っています。

開発理由

現在のiKnow!は、かつて存在していた語学学習SNSサイト「smart.fm」が前身となっています。smart.fmの頃は、自分のフレンド達の学習状況が逐一ホーム画面に流れていて、それをきっかけとしたユーザー間の交流があったり、あるいは周りの人の頑張りに刺激されて自分のやる気に結びついたりするなど、学習のモチベーションを保つのに一役買っていました。

しかしながら今のiKnow!は、smart.fm時代に充実していたコミュニティ機能はすべて無くなってしまい、自分ひとりだけで学習を進めるストイックなサイトになっています。

そこで、かつてのsmart.fmのフィーチャーをTwitterで再現させて、孤独な学習を耐え抜くための一助にしたいと考えた次第です。

http://twiknow.appspot.com/