2011-02-22

2010年度第3回 英検準1級 二次試験

日曜日に英検準1級の二次試験を受けてきました。結果から言うと大失敗で、あまりのしゃべれなさ加減に自分でもあきれました。正直思い出したくもないというのが本音ですが、臥薪嘗胆という言葉もありますし、自分の失敗の様子を記録して、失敗を今後の糧として次回に臨みたいと思います。語学というものは恥をかいて上達するものなのです……。

ナレーション

英検二次試験の問題は何種類か(3種類?)用意されているようで、私は「商店街」の問題でした。以下の4コマを1分間見て、2分間でストーリーを説明すればいいのですが……。

  • 1コマ目: 商店街に客が少なくて店の人達が困っている様子。
  • 2コマ目: 商店街の会合で何かやろうと議論している様子。ホワイトボード上の案: 木を植える・花壇を作る・ベンチを設置
  • 3コマ目: その後、会合で出た案を実施して商店街の通りを改装し、商店街に人がたくさん来ている様子。
  • 4コマ目: 秋になって、植えた木の落ち葉の掃除が大変そうな様子。

この4コマを見て、どんなストーリーなのかいまいち読み取れず困惑しました。そもそも客が少ないから木を植えたり花壇を作るという発想がよく分かりませんし、4コマ目が唐突な感じで、このストーリーはトータルとして「ハッピーエンド」なのか「バッドエンド」なのか、よく分かりません。客が増えたから成功なのか、後始末が大変だったから失敗なのか。当初の予定では、最後のコマを見て「彼らは幸せそうでした」とか「彼はその結果に落胆しました」といった全体を統括する「シメ」のフレーズを作って締めくくろうと思っていたのですが、どうすればいいのか……。

悩んでいるうちにあっという間に1分間が過ぎ、ナレーション開始です。最初の1フレーズは問題カードに記載されているのでそれを読むだけですが、スムーズに話せるのはここまで。その後はさんざん詰まりながら、絵に描かれていることをぽつりぽつりと話すのが精一杯。コマにせりふがある場合は直接話法でごまかせますが、それ以外のコマはろくなことが言えない。最後のコマもシメの文章を思いつけず、尻切れトンボ状態に。時間もだいぶ余ってしまい、空白の時間に耐えられず「That's all.」と言って終わらせました。

この時点でほぼ失敗したなと思い、かなり戦意喪失モードでしたが、とにかく最後までやらなくては、と質疑応答に臨みました。

質疑応答

1問目は定番の「もしあなたが○コマ目の登場人物だとしたら、何を言った/考えた/思ったでしょうか?」の質問で、「4コマ目で掃除している人はどう考えていると思いますか?」でした。前述のように、4コマ目の意図が読み取れなかったため途方にくれました。4コマ目の絵に「It's a hard work.」みたいなことが書かれていた(と思う)ので、直接話法で「私は考えたでしょう“掃除するのは大変だ”と」とだけ言ったのですが、これで点がもらえるわけもないので、しばらく間が空いた後「だけど(客を呼ぶ)活動は成功した。私はその結果に満足している」みたいなことを言ったつもりです(が、伝わったかどうかは不明)。

2問目は事業を経営することがどうのこうのという質問でした。質問で何を聞かれているか(「I beg your perdon?」で聞き返しても)よく分からず、適当に「I think so.」と回答するはめに。その後何か言わないといけないと思って「世の中にはニッチ市場がたくさんある。そこを狙えばうまくいくかもしれない」みたいなことをしどろもどろで伝えました。

3問目はボランティアを教えることの重要性(ボランティアの重要性を教えることだったかも)がどうのこうのという質問でした。これまた何がなにやらわからず、「それは重要です」と言ってごまかして、何か言わないと……と思い「ボランティア活動のやり方を教えることで、人々のモラルも向上する」みたいな文章をでっち上げて、とぎれとぎれに言ったつもりです。質問に対する答えにもなってなさそうですし、まったくもって整合性のない発言です。

4問目はえらく唐突で、地球温暖化についての質問でした。そもそもなんでこのテーマで地球温暖化の話が出るのか意味不明で困惑しましたが、とにかく何かしら言わないといけないので、「それは重要です。エネルギーの使用量を減らすことで天然資源の消費量を減らせます。それは環境を保護する助けになります」みたいなことを言ってごまかしました。

以上、約10分間、とにかく自分の英語能力の低さを嫌というほど味わいました。

分析

こうも散々な結果に終わった原因は、直接的には「準備不足」です。二次試験対策本(過去問題)を購入したのが2月10日で、パラパラ見始めたのが2月13日から。その後は、行き帰りの電車や会社の昼休みなどに本を見ながら頭の中で面接のシミュレーションをしてみたりしたものの、声を出しての練習は帰ってからでないとできません。しかし、直前の一週間は帰宅後に毎日練習をやろうと思っていたのですが、ちょうどその頃どんどん仕事が忙しくなって、連日帰りが午前様の状況となってしまいました。集中練習をしようと思っていた試験前日も休日出勤で、結局まともに練習をしたのは前日の夜という体たらく。10回以上やってみたのですが、ナレーションにしても質疑応答にしても、一度として満足のいくように話せませんでした。

しかし、それ以前の問題として、自分の言いたいことを瞬時に英語で組み立ててアウトプットする能力というのが決定的に欠けているなと感じました。スピーキングの際に、自分の頭の中では「日本語文を英文に翻訳する」ということをいちいちやっているような感じで、思ったことが即座に出てこない。とりわけ試験のような場だと、もたもたして時間が過ぎるにつれてどんどん頭の中が真っ白になっていく感じです。自分の場合、リスニングについては頭の中で日本語を介在させずにそのまま理解することができつつありますが、スピーキングについては、ごく限られた言い回しを除き、とてもそんなことはできない状態です。

この件については、いろいろな方から「瞬間英作文」のトレーニングを薦められたので、次回までの準備として取り組んでみたいと思っています。しかしながら、どうも私は本を使っての勉強があまり続かない傾向にあるので、なにかアプリ的なものがないかと思っています。

当日の雑感いろいろ

  • 会場では、入口で携帯電話を入れるための袋を渡されます。どうもこの袋の色で問題の種類が異なるようです。
    • 私は緑でした。
  • だいぶ早く着いたので、待合室(教室)の中で2番目でした。そのせいかあまり待たずにすみました。
  • 面接カードに名前やら個人番号やらを記載・マークするのですが、右半分は評価シートになっています。それによると:
    • ナレーション: 5段階評価×3つのポイント?→15点
    • 質疑応答: 5段階評価×4問→20点
    • アティチュード: 5段階評価→(何らかの変換?)→3点
  • 全体的に受験者は若い人が多めで、女性の方が多かったようです。
    • ほとんどの人がカジュアルな格好でした。
  • 受験者の中に、小学生っぽい男の子と、制服を着た女の子(中学生か高校生)がいました。
    • 二次試験の会場にいるということは、一次試験を合格しているわけです。すごいなー。
  • 待合室から面接室の前に移動した後、並んでいる椅子に座ってしばらく待つわけですが、廊下なので寒い……。
    • 面接室の中から声が漏れ聞こえてくるので、何かのヒントにならないかと耳をすましてみるのですが、聞き取れませんでした。
  • 面接官の方は、私の時は初老の日本人男性でした。
    • 発音はゆっくり目で、特に聞き取りにくいということはありませんでした。
  • 帰ってから気づきましたが、会場(高校)は土足でOKでした。
    • 受験票に「上履き必須」とあったから、わざわざスリッパを買ってきたのに。
    • 雨天や雨上がりの場合だけ上履きを使わせるつもりだったのかも。

2011-02-12

smart.fmの「もっと見る」をすべて展開するブックマークレット

smart.fmの「もっと見る」をすべて展開するブックマークレット

背景

smart.fmのサイトでは、ウォールや日記にてコメントを残すことができますが、コメントの数が多くなると一定数以降のコメントは折りたたまれて、残りは「もっと見る」というリンクを辿らないと表示されません。特に、ウォールのコメント(Shout)については、初期の頃からのコメントがずっと残っているので、過去のものをすべて読もうとすると何度も何度も「もっと見る」をクリックすることを強いられます。

smart.fm終了にあたり、こういったコメントなどによるユーザー間の交流の記録も失われてしまうわけで、せめてローカルに保存しておきたいところです。当初はAPIを使って何とかしようと思ったのですが、一筋縄にはいかないようで、次善の策としてFirefoxの拡張機能「ScrapBook」を使って、ブラウザに表示されている内容をごっそり保存するのが手っ取り早いと思います。しかし、表示されている内容しか保存できないため、ScrapBookで保存する前には、「もっと読む」をすべてクリックしてコメント内容を展開する必要があります。

そこで、手でいちいちクリックする代わりに、「もっと見る」リンクを自動で探して展開するブックマークレットを作ってみた次第です。

使い方

登録・起動は一般的なブックマークレットと同様です(この説明で分かる方だけが使ってください)。

ブックマークレットを起動すると、smart.fmの画面上の「もっと見る」リンクが次々に展開されていきます。けっこう時間がかかるので、処理中は画面左上に「ローディングアイコン」を表示するようにしました(中央の数字は画面上の「もっと見る」リンクの数です)。クリックすると処理を途中で中断します。

技術的な話

私が普段JavaScriptを書く際には「jQuery」を使っています(Webアプリを作る際は「jQuery UI」も)。正直なところ、すでにこれなしではJavaScriptでプログラムを書ける気がしません。そもそも、JavaScriptを使い始めたのがごく最近で、JavaScriptを初めてからすぐにjQueryを使うようになったので、「素のJavaScript」だけでプログラムを書いた経験がほとんどありません。

とはいえ、ブックマークレットを書くという局面では、jQueryを使うのは牛刀な感じがしてきます。ブックマークレットで外部ライブラリをロードするというのも大げさに感じます。

しかしながら、すでにjQueryを使っているサイトのページに対してブックマークレットを適用するのであれば話は別です。smart.fmではjQuery(1.3.2)を使っているので、smart.fmのサイトで使うブックマークレットならば、普通にjQueryを使えるわけです。

jQueryさえあれば、「もっと見る」リンクをすべてクリックするなんてことはお茶の子さいさいです。ブックマークレットはあまり長くしすぎるとブラウザ側でブックマークとして扱えなくなってしまうのですが、jQueryを使うとコードが非常にコンパクトにまとまります。ローディングアイコンを出してみたり、途中でキャンセルできるようにしたりしましたが、トータルで500文字以下に抑えられました。

危険性

しかし、ブックマークレットを作ってみて実感しましたが、ブックマークレットというものは本質的に危険な仕組みです。特に今回のように「クリック」操作を伴う場合、クリックする対象を間違えて選択してしまうと大変なことになりかねません(プログラムミスがあって、誤って「クリック」の対象を「削除ボタン」にしてしまったとすると……)。

普通に作っていても危険なのだとすると、故意にユーザーに危害を与えるべく悪意を持って開発すれば、いくらでもユーザーに損害を与えることができてしまうわけです。例えば、画面内のすべての「コメント送信」ボタンを「クリック」することも可能ですし、事前に画面内のすべてのテキストボックスに「f*ck you」みたいな文字列を設定しておくことも朝飯前なわけです。

むろん私にはそのような意図は毛頭ありませんが、どこの馬の骨とも知れない人間が提供しているブックマークレットを使うということがいかに危険なことであるか、リスクを認識した上で、自己責任で利用するようお願いします。これはこのブックマークレットに限った話ではなく、一般的な話です。

(このブックマークレットはsmart.fmユーザー向けのものであるため、本来この記事はsmart.fmの日記にて書くべきなのですが、(ギークではない一般の人が多い)smart.fmのユーザー層に「非公式のブックマークレットを安易に使う習慣」が広まってしまうことを懸念して、smart.fmの日記では公開していません)

処理の内容を説明する意味も含めて、ブックマークレット化する前の元ネタのJavaScriptコードも載せておきます。

2011-02-07

TOEIC IPスコアレポート

TOEIC IPスコアレポート(2010)

先日受験したTOEIC IPのスコアレポートが返ってきました。スコアについてはすでに通知されていましたが、「ABILITIES MEASURED」を見てみます。

ABILITIES MEASURED (Listening)

短い会話から要点を推測できる 92%
長めの会話から要点を推測できる 95%
短い会話において詳細が理解できる 93%
長めの会話において詳細が理解できる 88%

ABILITIES MEASURED (Reading)

文書の中の情報をもとに推測できる 95%
文書の中の具体的な情報を見つけて理解できる 88%
文書の中でちりばめられた情報を関連付けることができる 78%
語彙が理解できる 97%
文法が理解できる 87%

特筆すべき点としては、「語彙が理解できる」の項目が97%とやけに高いことでしょうか。今までこの項目は60%台だったのですが、一体何があったのでしょうか。以前からこの「ABILITIES MEASURED」は今ひとつあてにならない(個々の能力を評価するには問題数が不足気味なのでは?)と思ってはいますが、ここは素直にsmart.fmでの日頃の学習の成果だ、ということにしておきますかね。

あとは「文書の中でちりばめられた情報を関連付けることができる」の項目が比較的低いのがちょっと気になります。そもそもこの項目って、PartV~PartVIIのどの問題に対応するんですかね? 字面からするとPartVIIのダブルパッセージの問題あたりでしょうか。であるなら、試験当日は残り時間を間違えて、最後の方の問題を大急ぎで解いていたため、結果が悪いのもうなずけます。

TOEIC IPスコアレポート

これを書いていて、比較のために以前のスコアレポートを見ていたのですが、だいぶ前のTOEIC IPのスコアレポートも出てきたので、ちょっと紹介してみます。TOEICのIPテストは、受験できる環境にない人にとっては基本的に受験機会がないため、公開テストのスコアレポートは見慣れていても、IPテストのスコアレポートは新鮮に見える方もいらっしゃるでしょう。私は逆で、IPテストはさんざん受けていますが、公開テストはあまり経験がありません。

TOEIC IPスコアレポート(2006)

これは2006年のものです。TOEICは2006年5月にリニューアルしましたが、IPテストはしばらく旧方式のままでした。そのため、2006年の7月に受けたIPテストのスコアレポートにはABILITIES MEASUREDなどの分析はありません。単にスコアが書かれているだけです。

この頃は、Nintendo DSの「えいご漬け」が出た頃で、発売日に買ってから半年ほど毎日やっていました。それまで400点前後の点数だったのですが、けっこう効果があるものだなと思いました。その半年後のIPテストではさらに点数が跳ね上がってびっくりしました。「毎日やる」ことの重要性を感じたのはこの時期です。

TOEIC IPスコアレポート(2005)

こちらは2005年のものです。TOEICのロゴが現行のものと違っていますね。この頃は、試験前に市販のTOEIC模試をやるくらいはしていましたが、普段は何も英語の勉強をしていませんでした。試験直前に模試をやってみては、その難しさにため息をついていたものです。

TOEIC IPスコアレポート(2005)

手元に残っているもので最古の2002年のものです。写真では分かりにくいのですが、縁にミシン目が入っていて切り離されています。紙質も悪く、印刷も適当な感じです。その他にも、以前は「スコアロースター(受験者全員のスコア一覧表)」を短冊状に切り分けて、自分の成績が記載された欄の紙片を渡されたこともありました。

というわけで、英語の勉強を本格的に始める前にTOEICを受けておくと、その後の実力のアップが数字で分かるのでおすすめです。私自身いまだに英語の能力が上がった実感があまりわかないのですが、こうやって点数で表されると少しは英語が上達したのかなという気になります。私もかつては、TOEICで800点とか900点とかを取る人は英語ペラペラなんだろうなー、なんて思っていました……。

2011-02-06

今週の目標学習時間達成

新iKnow!サイトでは週ごとの目標時間を設定できるわけですが、私は「週7時間(一日1時間)」を目標として設定していました。今週前半は「借金」ばかり増えていっていましたが、週の後半に追い込みをかけて、土曜日の23時ぎりぎりになんとか目標を達成しました。

目標を達成するとこんなメッセージが出ます。日付が変わるとたぶん消えてしまうので、キャプチャしておきました。

今週のターゲットにたどり着きました!"

(それにしても、「今週のターゲットにたどり着きました!」というメッセージはなんだかこなれていない日本語です。「今週の目標時間に到達しました!」あたりが妥当ではないでしょうかね)

また、先日コースを完了させたときにも、以下のような演出がありました。学習終了後、画面が急にアニメーションしだしたのでびっくりしました。

おめでとうございます!

このように、新iKnow!サイトでは、学習のモチベーションを上げるための仕組みも少し強化されているようです(アプリのソースを見るかぎりでは、(謎の)「チェックポイント到達」のメッセージも用意されているようです。まだ一度も見たことありませんが)。

とはいえ、システムに祝福されるよりは、フレンドの皆さんから祝福される方がよっぽど励みになるよなあ、というのが(smart.fm終了を控えたユーザーとしての)偽らざる感想です。新iKnow!リリース時のメッセージにて少し触れられていますが、新iKnow!サイトにおいて、SNS的な要素ははたしてどういう形になるのでしょうか。

また、まだ詳細は申し上げられませんが、「iKnow!」 での学習を通じて、ユーザーの皆さん同士が有意義で意味のあるつながりを持てるような新しい機能も近日中にリリースする予定です。

http://iknow.jp/ceo_message?language_code=ja

2011-02-05

AppEngine上で一括ダウンローダーを作ろうとしたものの……

前回の記事で書きましたが、私が英語学習のために使っていたサービス「smart.fm」が終了し、有料の新サービス「iKnow!」に移行します。有料化というのも痛いのですが、新サービスのiKnow!には、旧サービスのsmart.fmにあったSNS的な機能がまったく存在しないというのもかなり重大な話です。

今後新サイトでSNS要素がどうなるかは分かりませんが、少なくともsmart.fmが終了するにあたり、smart.fmのSNSにおける主要コンテンツである「日記」については今後消滅する公算が大なので、なんとかローカルに保存したいところです。

というわけで、smart.fmの日記コンテンツをzipで一括ダウンロードする「Smart.fm Memento Maker」なるツールを大急ぎで作っているところです。日記を取得するスマートな方法がないものか模索したのですが、いい手はないようなので、まずは全日記エントリのHTMLを力技で抜いてくるプログラムをでっち上げました。

かなり時間はかかるものの、ローカルではちゃんと動いているようなのでGoogle AppEngineにデプロイしたのですが、「DeadlineExceededError」が発生してまともに動きません。しまった、AppEngineでは一定期間内に応答を返さないとダメなのを忘れていました。これは再設計が必要かも……。

2011-01-31

2010年度 英検準1級(第3回) 間違った問題の復習

先週日曜日に英検準1級を受けましたが、いまさらですが間違った箇所の復習をしてみました。本当は二次試験の準備をしないといけない時期なのですが……。

復習するべき問題は、3問中2問も間違えてしまった大問3-1(pp.8-9)です。問題文の原文を全部載せると引用の範疇に収まらなさそうなので、以下は訳文(超適当訳)のみです。問題文自体は英検の公式サイトから取得できます。

Paradise Lost?

ハワイの最も有名な観光目的地のワイキキビーチは、1年に30センチの割合で浸食されています。これは主として、ここ100年に渡る自然の気候変動による海面の上昇が原因です。さらなる原因は、しかしながら、堤防――皮肉にも、自分たちが持つ土地の海岸線の領域を守るために作られた建造物――の建築でした。堤防は海に流れる水の流れを変え、通常よりも大きい力でワイキキビーチから砂を引き離しました。

もしビーチが消失したとすると、ハワイは年間およそ20億ドルの観光支出を失うことになります。見通しについての最近の調査で、ビーチが完全に侵食されたとして、58%の観光客がワイキキに滞在しなくなるだろうということが判明しました。この危機に対して、ハワイ州政府は、ビーチ回復プロジェクトに関して、ワイキキの多くのホテルを所有する京やホテルアンドリゾートと協力しました。400万ドルをかけた京やプロジェクトでは、近くの沖合からポンプで砂を汲み上げることでワイキキビーチを拡大します――基本的には流出した分の砂を置き換えます。海水浴客に新たなスペースを提供することに加えて、海底の余分な砂をきれいにすることで海洋環境を改善することも期待されています。

京やプロジェクトは差し当たりワイキキの観光産業を救うかもしれませんが、このプロジェクトのメリットに疑問をもつ人たちは、海面が上昇し続けることにより少なくとも2・3年に一度は同じような取り組みが必要になるだろうと指摘しています。その一方で、沿岸の土地の持ち主は、自分たちの土地を守るためにおそらく堤防を建て続けるでしょう。このプロジェクトを批判する何人かは、このようなことが起きないようにするため、海岸線でさらなる開発をすることを政府が禁止する必要があると発言しています。この意見が支持を得る兆候はあります。土地利用と環境を専門に扱う弁護士のデニス・ウォンは言います。「徐々に、人々は海岸線が非常に動的であることを理解し始めています。そしておそらく、それに対抗するよりはむしろ離れた方がメリットがあるでしょう」

私が間違えたのは問題No.33と34です。問題No.33は以下のとおりです。

No.33 The beach restoration project sponsored by the Hawaii state government and Kyo-ya will (ハワイ政府と京やの後援を受けているビーチ回復プロジェクトは、)

  1. prove unpopular with some hotels as it means Waikiki Beach must be closed for a period of time. (それがワイキキビーチをしばらくの間閉鎖しなくてはならないことを意味するため、いくつかのホテルから不評を買うことが判明する)
  2. provide tourists with an alternative to Waikiki Beach by improving the condition of lesser-known beaches nearby. (近くのあまり知られていない浜辺を改良することによって、観光客にワイキキビーチの代わりとなる浜辺を提供する)
  3. create a larger area of beach for public use while helping to maintain the health of the ocean. (海洋環境を維持するのに一役買いつつ、一般利用のためのより大きな浜辺を作る)
  4. involve transporting sand from beaches in other parts of Hawaii to replace the sand that has been lost. (失われた砂を差し替えるために、ハワイの他の場所から砂を運び出すことを行う)

ここで私は「4番」を選んで間違いました(正解は「3番」)。間違った原因ですが、

The $4 million Kyo-ya project will widen Waikiki Beach by pumping in sand from a short distance offshore -- essentially replacing sand that has been washed away. (400万ドルをかけた京やプロジェクトでは、近くの沖合からポンプで砂を汲み上げることでワイキキビーチを拡大します――基本的には流出した分の砂を置き換えます。)

この文章の最後の「offshore(沖合)」を「seashore(浜辺)」と誤読したのが敗因でした。もしかしてこれっていわゆる「引っ掛け問題」ですか? いや、まあ、考えてみれば、近くの浜辺から砂を移動するのであれば「by pumping in sand」みたいな表現はしないような気がします。しかも、その次の文章で、

Aside from providing beachgoers with additional space, it is also hoped this will improve the marine environment by cleaning excess sand from the seabed. (海水浴客に新たなスペースを提供することに加えて、海底の余分な砂をきれいにすることで海洋環境を改善することも期待されています。)

このように「seabed(海底)」とあるわけで、ちゃんと読んでいれば分かっていたことでした。

もう一つ間違えた問題はNo.34です。

No.34 What is the opinion of some critics of the beach restoration project? (ビーチ回復プロジェクトに対する批判者の意見は何か?)

  1. To effectively deal with further erosion, it is necessary to change current rules concerning property development. (さらなる浸食に効果的に対処するためには、土地開発に関する現行の制度を変更することが必要である)
  2. Hotels supporting the project have put more emphasis on the needs of tourists than those of Waikiki residents. (このプロジェクトを支援しているホテルは、ワイキキの居住者のニーズよりも、観光客のニーズの方により重点を置いている)
  3. Similar efforts in the future will be difficult because local property owners have indicated they will refuse to cooperate. (地元の土地のオーナーが今後協力することを拒むことを示唆しているので、将来の同様の取り組みは難しくなるだろう)
  4. The cost of the project should be entirely covered by the businesses that will directly gain from its completion. (プロジェクトにかかるコストは、その完成によって直接利益を得る企業によって、全額賄われるべきである)

1番と3番で迷ったあげく、適当に「3番」を選んで間違いました(正解は「1番」)。いま冷静に振り返れば、不正解の選択肢で述べられていることは本文中にまったく書かれていないことなので、なんで間違ったのかよく分かりません。

これは私の悪い癖で、この手の長文問題で内容の理解があやふやな状態な場合に、勝手な想像でストーリーをでっち上げて、それを元に回答するというのをよくやってしまいます。今回の場合、3番の選択肢はいかにもありそうな話だということで、時間に追われて3番を選択してしまったものと思われます。仮にこういう手段を使って正解できたとしても、試験で点を取ることにしか役立たないわけで、実際の英語運用能力にはさっぱり結びつきません。ちゃんと内容を理解するようにしないとダメですね。

さて、二次試験まであと3週間。まったく準備していませんが、そろそろ対策を始めますかね。

2011-01-29

新生iKnow!を触ってみての感想

以前から私が英語学習のために使っている「smart.fm」ですが、先日ついに「サービス終了のお知らせ & 有料新サービスへの移行」という話が出てしまいました。月額1000円ですか……。有料新サイトの名前は「iKnow!」で、以前からのユーザーであれば周知の事実ですが、現行のsmart.fmがリニューアルする前のサービス名称が「iKnow!」でした。

料金を払ってまで続けるかどうか微妙なところですが、トライアル期間は無料とのことなので、まずは新生iKnow!を使ってみないことには判断できません。というわけで、ちょっとだけ触ってみての感想をまとめてみました。だらだら書いていたらすごく長くなってしまいました……。